5月12日（火）お別れジェニーちゃん
頭がボ～～別に痛いわけじゃないけれど
ボケ症状の表れか？身体もデレ～～～
全体的なボケ症状・・・・・・・
ベッドの上でしばしボケを楽しんで
ふと気がつけば9時間も寝ていた
昨日あんなに痛かった大事な右腰
今朝はあんまり痛みを感じない・・
ボケの効用なのかそれとも曲がった
腰骨に触れる神経が通り道を
チェンジしてくれたのかも知れない
そう思いつつ恐々そっとずり落ちるように
ベッドから這い出し一歩一歩右腰を
確かめるようにトイレに向かった・・
昨日のような右足を出すたびにズキン
ズキンという痛みはなく軽～く
響く程度・・油断は出来ないけど
昨日に比べたら格段の違い・・ありがてえ
この後どうなるかはわからないけど
♪時の流れに～♪身を任せ～♪
♪不安な色に～♪そめられ～♪
♪一度の人生～♪それさえ～♪
♪捨てることも～♪かまわない～♪
♪だからお願い～♪痛み取ってネエ～♪
♪今は腰しか～♪愛せない～♪
じりじりと熱が迫る部屋の中
たまらずエアコンのスイッチをON
極楽からたまらぬ涼風が吹きつけ
エクスタシーを感じた波際爺～～
いつもの金額は安いけれど栄養満点
波際食堂をドアの前から取り出し
まずは食欲旺盛な仏様に差出し
次いでわだすめがおもむろに頂く
命の糧を味わいながらウメ～～～～～
前世はヤギだったかも知れない・・・
食事後一風呂浴びて波際まで歩いてみた
やっぱり昨日とは違うゆっくり歩行は
同じだけれど、それでも昨日はズッキン
ズッキン・・辛かった～～～
法華経にあまり縁はないけれど多少の縁は
あるのかも知れない・・・・・・・・
痛い痛いは最初のうちよ段々良くなる法華の太鼓
誰が言ったか知ないけれど暇な奴天理教徒かな？
今日も夕方ゆっくり村内の散歩10往復・・
身体障害者の歩きにもの足りず小走りに
ギザギザ歩きでついてくる真理・・・
波際の夕焼けに見送られる日々・・・
♪ゆうやけこやけで～♪ひがくれて～♪
♪やまのゆうひの～♪やさしさに～♪
♪あしをひきずり～♪さてかえろう～♪
♪はげとでぶで～♪かえりましょう～♪
今夜も一番星がチロリン村の上空に・・
4段ギアでとって見た～～～
フイリピンのコロナウイルスに見えてきたクワバラ～～
オールフイリピン・セブ市がチャンピオン、ハ～～～
セブ市が押し上げてる感染者・・・
断トツ都市国家シンガポール
＜ザ・コミックス放浪記＞
食事を終えた二人、部屋へ来たいジェニー
出来ることなら帰ってもらいたかった・・
実家は暑くて眠れないと言う、ゲストルームの
快適さを知ってるので来たかったのだろう
一回行って充分にわかっているジェニーの
実家の内部と周辺・・内部と言うほどでもなく
赤茶けたぼろトタンで囲っただけでさほど
外部も内部も違いはなかった・・・
あそこで寝泊りするぐらいなら比叡山の
修行僧の方が未だ恵まれてるような気さえする
どちらも両極端な暑さと寒さだけど比叡山は
年に3ヶ月程度の寒冷期、片や年中暑く
ドブの臭いが蔓延～治安は最悪、盗み喧嘩
麻薬、殺人事件も珍しくない・・喧騒は
当たり前、ハエ、蚊、ドブネズミ、雑多な菌は
生活の友・・仲良く暮らさなければ
この地域で生きていくことは難しい・・
ケン棒は思ったいくら厳しい修行でも
比叡山の方が人間として生きていけるかも
知れないと・・・でも修行僧は
午前2時か3時が起床時間と聞いた事がある
それもちと辛いこと午前2時か3時に
寝るのなら得意の時間帯だけど・・
どちらも帯に短しタスキに流し
惰性でビールを飲みつつ、頭にわいて
しまったわけのわからないことが・・
””ケンさん・・なにか問題あるの？””
””ええ？ははは～～なんでもな～い””
””バスタブにお湯入れといたよ～～””
””あっそう～サンキュー～～明日は
少し早いから先に寝てなジェニー””
””ハーイ～少しだけテレビ見ていい？””
素直に答える未だ女になり切ってない
かわいいジェニーやがて
一風呂浴びたケン棒・・眠気に
襲われ～気がつけば朝になっていて
どこで手に入れてきたのか美味しそうな
熟れたマンゴー3個とコーヒーを
用意してくれていた・・そして
エアポートまで送っていくと言うジェニーの
言葉を振り切り””此処で充分だよありがとう
日本で待ってるよ～成田へ迎えに行くから
元気で来るんだぞ～～～～～～～～～””
軽く肩を抱き寄せ丸めたお札を
ジェニーの手に握らせた””ダメ～ケンさん
この間もいっぱいくれたじゃない・・・・・””
つき返すお金を無理やりジーンズのポッケに
ねじ込んで家族とのお別れパーティー代””
うっすらと目元ににじむ涙に・・さっと
横を向き””じゃあ～～ねえ～””と・・・
立ち去るケン棒、娘のようなジェニーに
涙は見せられなかった・・あばよ～！
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