12月2日(水)生活するってどゆこと?
時節はすでに乾季を迎えた12月
名残惜しいのか雨季のやつ・・
未だに心変わりがないようだ
怪しい雲の一座が天空を舞っている
黒と灰色のコンビネーションで
今年は何処へ出かけても明るい
クリスマスソングが聞こえてこない
例年なら・・この時期うるさすぎて
表に出るのが億劫になるけれど
今年は何処へ行っても拍子抜けするほど
クリスマスムードが感じられず
逆に淋しい気持ちにさせられる
40年にもなるフイリピンとの
かかわりあいで・・こんな12月は
初めてだ・・折りしも世界制覇を
成し遂げ続けてる武漢コロナという
パンデミックに襲われてる最中・・
無茶苦茶になった世界の経済・医療
社会生活、発展途上国のフイリピンに
とっては死活問題なのだが、なぜか
庶民層、貧乏層、その日暮らし層には
切迫感とか追い詰められた感とかが
表面上・さほど見られず一抹の
救いを感じさせられる、貧乏層は
日頃から貧乏に慣れ親しんでいることも
あるのだろうけど、持ち前の明るさと
明日は明日の風が吹くといった気質
天然キャラが悩みを少なくさせるのだろう
互いに食料の分かち合いに慣れてる人たち
今の日本人には想像も出来ないほど
生きる力はたくましい・・
腹が減り食いたいと思う気があれば
どっかから食い物の方からやってくる
生きる気力がなくなれば豊富な食物が
目の前にあっても餓死するだろう
生きる基本はまず気力から
そんなふうに思ってしまう・・
変なたとえで恐縮だけどセックスも
その気がなければ粗品は固くならず
観音様もその気がなければ扉を開けない
今のわだす、粗品は柔く頭が固い・・
どうか来年は逆になって欲しいと願う
そんな願いを込めて体力保持に
ダナオの山へいつものキャディーと
二人きり思いっきり打ち歩いてきた
不思議なことに腰は変わらず痛いけれど
苦痛を感じない・・以前みたいに
軽快な歩きは出来ないが、苦のない
痛みに心地良ささえ感じてしまう
どうやらM的心境になったみたい・・
わだすに仕えて20数年あまりになる
キャディーさすがに歳はとったが
無駄な口は一切叩かぬ真面目な性格
風貌はいけ面とは程遠いけれど
山の自然・・草木の中にいると
ぴったりはまりなんら違和感もなく
溶け込んでしまう自然な中年親父・・
8年前病死した女房、小屋の奥には
子供が3人寝ていて本人はキッチンで
寝ているという、キッチンと言っても
山ん中にある小さな掘っ立て小屋
入ったことはないが充分想像はつく
ゴルフ場・・16番ホールグリーンの
フエンス際に5~6件並んでる
小屋のうちのひとつ・・歩くだけの
道しかないが、借家じゃなく
持ち家だと胸を張って言ってた
顔が晴々としていたっけ・・・
その顔はやけに眩しく古代インカ帝国の
末裔のようでもあった・・このまま
再婚も出来ず一生を終えると思うと
気の毒で複雑な気持ちにもなるが
人生いろいろ・・コロナが原因で
プレーヤーは激減ほとんどのキャディーが
仕事にあぶれている中でケンさんに
仕事をもらえるだけでラッキーだと
言っていた・・一ヶ月に3~4回
わだすの部屋の掃除に親子で出稼ぎ
後は小屋の周りに野菜を植えて
生活をしのいでいるらしい・・
40人ぐらいいたキャディーどうやって
生活してるのかは知らないが自殺した
キャディーは一人もいないというから
苦しいながらも人生してるのだろう
今日のダナオゴルフコース一組の
プレーヤーもいなく・・わだすだけ
ツーリストビザが解禁になるまで
こんな日々なのだろう開店休業状態
今のうちに腕を磨いて待つことに・・
日本のゴルフ仲間の皆さん~~~
待ってるじょ~~~~~~~~~!
本日もワンマンショーを楽しませて
いただき心のそこからありがたかった。
夕方5時の帰り道・・すっかり
エクササイス道となったゴルフ道・・
老若男女~若き姉ちゃん頑張れ~~
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